WordPressプラグイン SNS Count Cache Ver. 1.1.0 リリースのお知らせ | ダッシュボードのレスポンシブ化、スロットリング機能の追加等
WordPressプラグイン SNS Count Cache Ver. 1.1.0のリリースのお知らせです。
下記のエラーメッセージが出力され、有効化できない方がいらっしゃいます。バグであり、別途修正版をリリースしますので、お手数をおかけしてしまい恐縮ですがお待ちください。
2019/5/11 23:25現在、下記エラーメッセージのバグ修正版をVer. 1.1.1としてリリースしました。
Fatal error: Declaration of SNS_Count_Cache::order($source, $order, $options = Array) must be compatible with SCC_Order::order(SCC_Cache_Engine $engine, $order, $options = Array) in ./sns-count-cache.php on line 107
2019/5/14、Ver. 1.1.0にて新規実装した「クロールスロットリング機能」に不具合が確認されました。暫定回避策含め以下を確認してください。
WordPressプラグイン SNS Count Cacheとは
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変更点
Ver. 1.0.0からの主な変更点は以下の通りです。
ダッシュボードのレスポンシブ対応
これまでのバージョンではダッシュボードをレスポンシブ化しておらず、サイトの各SNSのカウント総計や各コンテンツのSNSカウント数がスマホからだと見づらい状態でした。
そこで今回レスポンシブ化しました。表示イメージは以下の通りです。スマホからかなり見やすくなったと思います。
尚、今回CSSを更新しているので、アップデート後レスポンシブが反映されない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしてみて下さい。
クロールスロットリング機能の実装
Facebook APIは、一定時間当たりのAPIコール数に上限があります。その上限を超えてしまうと下記レート制限にひっかかり、Facebookのシェア数の取得に失敗するケースがありました。(数年前より単位時間あたりのAPIコール数の上限が厳しくなっており、設定次第で当該事象に直面するケースが増えていると想定されます。)
この対応として、FacebookのAPIコール数を確認しながら、シェア数の取得タイミングを調整する機構(クロールスロットリング機能)を実装しました。APIコール数の上限を超えそうな場合は、取得タイミングを後ろにずらし、リクエストに必要なAPIコール数の回復を待ちます。
また万が一、何らかの理由でAPIコール数の上限を超えてしまった場合は、なるべく早くレート制限が解除される様、一時的にFacebookのみクロール処理をスキップします。
尚、レート制限は、クロールスロットリングを使わなくても、「一度にチェックするコンテンツ数」、「チェック間隔」の設定を調整し、単位時間あたりのAPIコール数を抑制することで回避可能です。
設定方法
クロールスロットリング機能は、デフォルト有効としています。
設定は、[WordPress管理画面左メニュー]→[SNS Count Cache]→[設定]→[データクローラ機能]→[クロールスロットリングモード]にて変更可能です。
フォールトトレランス機能のバグ修正
カウントの取得失敗時にキャッシュ上のデータ(前回取得したデータ)をそのまま引き継ぐ機能が動作しないバグを修正しました。
Twitterカウント取得先からNewShareCountsを削除
Twitterのシェア数取得先の選択肢としてNewShareCountsをサポートしていましたが、当該サイトがサービス提供を行なっていないため、ロジックから削除しました。
現在サポートしているTwitterのシェア数取得先は、以下の3つとなりました。
- widgetoon.js & count.jsoon
- OpenShareCount
- TwitCount
注意点
以下に記載の通り、Ver. 0.11.1以前からアップデートする場合は、[WordPress管理メニュー]→[SNS Count Cache]→[設定]ページにてパスワード入力欄で構成されているフィールド値(Access Token等)の再設定が必要になります。予めご理解ください。
ダウンロード
プラグインは、公式リポジトリより更新、またはダウンロードしてください。[WordPressの管理画面]→[プラグイン]→[新規追加]から検索し、インストールすることも可能です。